
フタバスズキリュウ

フタバスズキリュウは約8.500万年前に、日本近海に生息していた首長竜。
フタバスズキリュウの化石は、1968年(昭和43年)に福島県いわき市の大久川の河岸で発見ている。
発見者の苗字である「鈴木」と、発見された地層「双葉層」の名からフタバスズキリュウと名付けられた。
発見されてから38年後の2006年、正式に新種の「フタバサウルス・スズキ」という学名で記載された。
永平寺(えいへいじ)

永平寺は、福井県吉田郡永平寺町にある、曹洞宗の仏教寺院。總持寺と並んで、曹洞宗の中心的な寺院(大本山)である。開山は道元、本尊は釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏である。
道元は出家して比叡山延暦寺に上った後、宋に渡りって禅を学び帰国。初めは京の建仁寺に住し、のちには興聖寺を建立したが、比叡山からの激しい迫害に遭った。
道元は、波多野義重の請いにより寛元元年(1243年)、興聖寺を去って、越前国(福井県)志比庄に向かった。寛元2年(1244年)に、傘松峰大佛寺(さんしょうほうだいぶつじ)を建立。これが永平寺の開創であり、寛元4年(1246年)に山号寺号を吉祥山永平寺と改めている。寺号の由来は中国に初めて仏法が伝来した後漢明帝のときの元号「永平」からであり、意味は「永久の和平」である。
東尋坊(とうじんぼう)

東尋坊は、福井県坂井市三国町安島に位置する崖。越前加賀海岸国定公園の特別保護地区に指定されている。
日本海に面した海食崖で、険しい岩壁が続き、最も高い場所で約25mの垂直の崖がある。地質上極めて貴重とされ、国の天然記念物および名勝に指定されている。観光地として開発されており、遊歩道や遊覧船、展望用のタワーや商店街などもある。
地名の由来は、乱暴や恋愛関係で恨みを買い、此処から突き落とされた平泉寺の僧、東尋坊の名前による。
