大分県の観光地

別府温泉

別府温泉は、大分県別府市内各地にある温泉の総称。特に古くからある由来の異なる八つの温泉郷は別府八湯(べっぷはっとう)と呼ばれている。源泉数2,217本、温泉湧出量毎分 8,3058 Lともに日本一。別府地獄めぐりなど観光スポットも充実しており、毎年800万人を超える観光客が訪れる。JR別府駅周辺に位置する駅に近く交通の便がよい。『豊後国風土記』や『伊予国風土記』、『万葉集』にも記述があり、この温泉地の歴史の古さがうかがえる。

由布院温泉(ゆふいんおんせん)

由布院温泉は、大分県由布市にある由布岳の麓に広がる温泉地である。源泉数879本、温泉湧出量毎分38,600Lは、別府温泉に次ぐ全国2位。 「由布見通り」や、金鱗湖(きんりんこ)に続く「湯の坪街道」には、雑貨屋やレストランが並び、周辺には美術館が点在する。広い範囲に温泉があるため、旅館が集積しておらず、ゆったりとした町の造りをしている。尚、この地域には開発規制により高層の巨大旅館・ホテルがない。安価な値段で入浴できる共同温泉も多く、数多くの調査で九州の温泉の第1位に選ばれていて、女性に人気が高い。