佐賀県の郷土料理

松浦漬(まつうらづけ)

松浦漬は、佐賀県の郷土料理。鯨の上顎の軟骨を刻み、水にさらして脂を抜き酒粕に漬けたもので、唐津市呼子名産の珍味。

古くから日本では、鯨は食用だけでなく、工業原料としても利用されてきた。鯨の骨や髭は工芸品や道具に加工され、鯨油は燃料、農薬などに用いられた。しかし、軟骨部分は加工できずに捨てられていた。そこで約130年前、山下家の女将ツルという人物が、軟骨を酒粕につける方法を考案したとされている。

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須古寿し(すこずし)

須古寿しは、押し寿司の一種で、佐賀県杵島郡白石町の須古地区に伝わる郷土料理である。農山漁村の郷土料理百選に選定されている。寿司飯をもろふた(押し寿司用の浅い木箱)に敷き詰めて、小分けに区切りを入れ、ムツゴロウの蒲焼をはじめとする色とりどりの具を盛りつけた寿司である。具には、季節や各家庭によって様々な海や山の幸が用いられる。また、寿司酢にはムツゴロウのかば焼きの骨を漬け込んだ合わせ酢を用いるのも特徴である。近年ではムツゴロウが減少していることから、エビやコノシロで代用する事もある。

須古地区では祭や祝い事には欠かせない料理で、500年以上もの歴史をもつという。もとは、善政を敷いた須古の領主に感謝を込めて献上した料理であったとされる。

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ふなんこぐい

ふなんこぐいは、佐賀県鹿島市の郷土料理。生きたままの鮒を昆布で巻いて、大根やレンコンなどの野菜と一緒に、味噌や水飴などで長時間煮込んだもの。鹿島浜町の中町通りで毎年1月19日の早朝に「ふな市」が行われる。地元の人はそこで鮒を購入し、昆布を巻き、約12時間~2日間煮込む。出来上がった料理は、恵比寿さん・大黒像にお供えして、商売繁盛・無病息災を祈願する。今の調理方法になったのは、醤油・昆布が流通し始めた室町時代以降と考えられる。

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