岐阜県クイズ
Q.大きな茅ぶき屋根が特徴の合掌造り。白川郷ではこの合掌造りの民家では養蚕とともに、あるものの原料が生産されていました。その重要なものとは何でしょう?
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岐阜県の概要
岐阜県は、日本の中部地方に位置する県。県庁所在地は岐阜市。
人口は約198万人で全国第17位。面積は10,621.29km2で全国第7位。
主要都市は、岐阜市人口約40万人。大垣市人口約16万人。各務原市人口約14万人。
県の木、イチイ。県の花、レンゲソウ。県の鳥、ライチョウ。
「岐阜」の名は一説によると、織田信長の命名とされる。『信長公記』(太田牛一)には、織田信長が美濃国を攻略した際に、稲葉山の城下の井口を岐阜と改めたと書かれている。政秀寺の僧侶であった沢彦宗恩の案によって、「岐山」(殷が周の王朝へと移り変わる時に鳳凰が舞い降りた山とされる)の「岐」と、「曲阜」(学問の祖、孔子が生まれた集落があった魯国の首府にして儒学発祥の地)の「阜」を併せ、太平と学問の地であれとの意味を込め「岐阜」と命名したとされる。
岐阜県の経済・産業
岐阜県の県内総生産は約7兆6,630億円で全国第21位。
農業ではトマト(夏秋出荷の 高山市など・冬春出荷の 海津市など)、ホウレンソウ(高山市、岐阜市など)、枝豆(岐阜市など)、ニンジン(各務原市など)の栽培が盛んである。
畜産品では鶏卵(瑞浪市、郡上市など)、飛騨牛(高山市など)はちみつ(垂井町など)
果物では栗(東濃地方など)、富有柿その他柿(本巣市や大野町など)、濃姫、美濃娘 (イチゴ)(岐阜地域全域) 県の多くが山岳地のために林業が盛ん。
岐阜県の観光地
白川郷・五箇山の合掌造り集落
飛越地方の白川郷と五箇山にある合掌造りの集落群である。1995年(平成7年)12月9日にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、日本では6件目の世界遺産となった。
白川郷(岐阜県大野郡白川村)と五箇山(富山県南砺市)は、飛越地方庄川流域の地名で、白川郷は上流域、五箇山は中流域である。この地域は、白山信仰の修験者や平家の落人伝説とも結びつきが深い。
江戸時代の白川郷は高山藩領と浄土真宗照蓮寺領となった。一方の五箇山は加賀藩領となり、塩硝生産が保護されていた。塩硝は火薬の原料となる硝酸カリウムで、五箇山では雑草と蚕の糞を利用して抽出する培養法が行われていた。
下呂温泉
岐阜県下呂市森にある温泉。アルカリ性単純温泉、源泉温度84度。
10世紀頃に、現在の温泉地の東方にある湯ヶ峰の山頂付近に温泉が湧出したのがはじまりである。1265年(文永2年)に山頂からの湧出は止まったが、飛騨川の河原に湧出が発見された。湯口の移動により、湯ヶ峰に安置してあった薬師如来像を村里に移動し、温泉寺とした。
室町時代に、五山僧・万里集九が草津・有馬とともに天下三名泉として全国に紹介した。1621年には林羅山も著書の中で草津・有馬とともに名湯として挙げている。当時の泉名は「湯島」と言い、その後、湯之島温泉が下呂温泉の別名としても使われた。
「下呂」の名の起源は「続日本紀」によると、下呂温泉の付近には美濃国の菅田駅と飛騨国大野郡の伴有駅(上留駅)があった。しかし、この2つの駅間は遠かったため、中間に駅を新設することとなり、下留駅(しものとまりえき)を置いた。これが下留(げる)と音読みするようになり、転じて現在の音と表記になった。
岐阜県の郷土料理
朴葉味噌(ほおばみそ)
朴葉味噌は飛騨高山地方の郷土料理。自家製の味噌にネギなどの薬味、椎茸などの山菜・茸をからめたものを朴の葉に載せて焼き、ご飯に載せて食べる。近年では、観光客をもてなす料理としての進化が進み、朴葉味噌の上に野菜や肉を載せて焼く事もある。また飛騨地方の旅館やホテルでは、朝食に朴葉みそをメニューに加えるところが多くある。
起源は定かではないが、冬の間、漬物樽から凍った切り漬けをとかして温め、そこに味噌を加え食べたという。
さよりめし
さよりめしは、岐阜県中濃地方、東濃地方に伝わる郷土料理の一つである。ここでのさよりはサヨリではなくサンマのことである。これは、この地方で細長い体の魚を「さより」と呼んでいたためである。岐阜県内でも美濃市や飛騨地方などでは「さんまご飯」「さんまめし」と呼ぶ。
岐阜県中濃地方、東濃地方は山間部のため、新鮮な海の魚の入手が困難であり、行商人から保存がきく塩漬けや干物の魚を入手するしかなかった。塩漬けしたサンマは貴重なものであり、特別な日しか食することがなかった。このサンマを使用した炊き込みご飯がさよりめしである。さよりめしも秋の収穫や、祝い事があった日など、特別な日に振舞われた。
1939年(昭和14年)には、宮内省の全国郷土料理調査において日本の代表的な郷土料理として、島根県の「うずめめし」、東京都深川の「深川めし」、埼玉県小川町の「忠七めし」、大阪府難波地方の「かやくめし」とともに、「日本五大名飯」のひとつに選定された
主な材料はサンマ、白米である。地域によってはショウガ、サトイモ、サンショウ、ゴボウなども使用する。調味料は、酒、しょう油、塩などを使用する。サンマは余すことなく使用され、サンマは輪切りやぶつ切りにし、骨、内臓も味付けのためそのまま使用する(予め、頭、尾、内臓を取り除いたサンマを使用する地域もある)。
岐阜県出身の人物
公人・文化人
島崎藤村 坪内逍遥(作家) 池井戸潤(小説家)
芸能人・ミュージシャン・俳優・タレント
綾野剛 田中邦衛(俳優) 神奈月(芸人)
清水ミチコ 熊田曜子(タレント) 野口五郎(歌手)
Mr.マリック(マジシャン) 清春(ミュージシャン)
スポーツ選手
高橋尚子(マラソン) 橋本真也 棚橋弘至(プロレス)
高木守道 森祗晶 和田一浩(野球)