

あんこう鍋

アンコウは深海魚で、「捨てる所がない」と言われ、身は淡白でぷりぷりとした食感が特徴。11月~2月頃が旬で、味噌味、醤油味をベースとしたスープにアンコウの身のほかハクサイ、ダイコン、ネギなどの野菜を入れて煮込む。
あん肝をたっぷり使った「どぶ汁」は、こってりしとした旨味があり、体が芯から温まる。
アンコウは表面にぬめりが有りまな板で捌く事が難しいので、アンコウを吊るし回転させながら捌く「吊るし切り」と呼ばれる方法がとられる。

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凍みこんにゃく(しみこんにゃく)

凍みこんにゃくは、茨城県北部の奥久慈地域で作られる。
薄切りにした蒟蒻を並べて水をかけ、凍結、解凍を20日間ほど繰り返す。この過程で繊維質が強調され、独特の弾力と歯ごたえが生まれる。スポンジ状になった凍みこんにゃくは、味がしみ込みやすく、煮物や炒め物、味噌汁の具として使われる。
江戸時代から奥久慈では蒟蒻芋の栽培が盛んで、凍みこんにゃくは農家が農閑期の副業として作ってきた。

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蛤ご飯

鹿島灘は良質な蛤の産地として知られ、肉厚で旨味の強い蛤が多く獲れることから、地元では古くからさまざまな料理に使われてきた。
蛤ご飯は、出汁で炊いたご飯に、酒蒸しや煮た蛤を混ぜ込んだシンプルながらも風味豊かな郷土料理である。蛤の出汁がご飯にしみ込み、貝の旨味と磯の香りが広がる。
大洗駅では、蛤ご飯の駅弁が販売されており、観光客にも人気が高い。

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