

もんじゃ焼き

もんじゃ焼きは、東京・下町を代表する郷土料理で、特に月島のもんじゃが有名。小麦粉を水で溶いたゆるめの生地に、キャベツや桜えび、天かす、明太子、チーズなどさまざまな具材を混ぜて鉄板で焼く。.
お好み焼きに似ているが、生地にソースなどの調味料が入っており、汁気が多い。ヘラで少しずつ焼きながら食べるスタイルで、アツアツを楽しめるのが魅力。
月島には「もんじゃストリート」と呼ばれる商店街があり、数十軒のもんじゃ焼き店が軒を連ねている。

![]() |
|

柳川鍋(やながわなべ)

柳川鍋は、東京の下町で親しまれてきたドジョウを使った鍋料理。
開いたドジョウを甘辛い割り下でごぼうと一緒に煮込み、仕上げに溶き卵を回しかけてとじるのが特徴。
香ばしく煮込まれたドジョウの旨味と、ごぼうの香り、卵のまろやかさが調和し、庶民の栄養源として江戸時代から食べられてきた。

![]() |

おでん

東京のおでんは関東風おでんとも呼ばれ、江戸時代からある庶民的な煮込み料理。濃口しょうゆを使った濃いめの出汁に、大根、こんにゃく、ちくわ、卵、はんぺん、牛すじなどを入れて煮込む。特にはんぺんは東京のおでんならではの具材で、ふわっとした食感が人気。
もともとは「田楽」が起源で、江戸時代に串に刺した豆腐やこんにゃくを味噌で焼く料理だったが、次第に煮込み料理へと変化していった。屋台や居酒屋の定番料理として広まり、冬の風物詩として多くの人に愛されている。

![]() |
|

≫東京都の概要へ≪
≫全国の郷土料理へ≪

コメントを残す