

博多ラーメン

濃厚な豚骨スープと細くて硬めのストレート麺が特徴。豚骨を長時間煮込んで白濁させたスープは、も深いコクと香りがあり旨味が凝縮されている。
トッピングにはチャーシュー、青ねぎ、キクラゲ、紅しょうが、高菜などがよく使われ、好みに応じて味の変化が楽しめる。博多ラーメンの最大の特徴の一つに「替え玉」があり、スープを残したまま追加で麺だけを注文することができる。
茹で加減も「バリカタ(超硬め)」から「やわ(柔らかめ)」まで細かく選べるのも魅力。発祥は昭和20年代後半とされ、今では全国的に人気を博し、博多ラーメン専門店も多数展開されている。

![]() | 価格:1188円 |

もつ鍋

もつ鍋は、牛または豚のもつ(小腸や大腸などの内臓肉)主役にした鍋料理。
鰹や昆布、鶏ガラなどでとったダシに醤油や味噌、塩で味つけし、にんにくや唐辛子でパンチを効かせたスープが特徴。キャベツ、ニラ、豆腐などと一緒に煮込み、もつの旨味がスープ全体に染みわたる。もつは脂の甘みとプリプリした食感が楽しめ、栄養価も高く、コラーゲンを含んでいることから美容効果も期待される。
シメにチャンポン麺や雑炊が定番で、観光客にも人気の一品。もつ鍋は福岡の温かい人情とスタミナ文化を象徴する料理である。

![]() |
|

胡麻鯖(ごまさば)

胡麻鯖は、新鮮な鯖の刺身に胡麻ダレをかけたもので、福岡市を中心とした玄界灘沿岸地域の郷土料理。生鯖を使用するため鮮度が命で、地元で水揚げされた鯖をすぐに調理する。
薄く切った生の鯖に、醤油、すり胡麻、みりんなどで作るタレを和え、薬味に刻みねぎや大葉もみ海苔を添える。ぷりっとした食感と胡麻の香ばしさ、鯖の旨味が絶妙に調和し、酒の肴としてもご飯のおかずとしても人気。また、残った胡麻鯖をご飯にのせ、熱々のだしやお茶をかけて食べる「胡麻鯖茶漬け」も定番である。

![]() |
|

≫福岡県の概要へ≪
≫全国の郷土料理へ≪

コメントを残す