

チキン南蛮(チキンなんばん)

チキン南蛮は、鶏胸肉に小麦粉をまぶし、溶き卵を衣にして揚げたものに甘酢ダレを絡め、たっぷりのタルタルソースをかけて仕上げたボリューム満点の一品。サクッとした衣に、甘酸っぱい味付けとクリーミーなタルタルソースが絶妙に絡み合い、ご飯との相性も抜群。
もともとは昭和30年代、宮崎市の洋食店でまかない料理として生まれたとされ、後に延岡市の飲食店がタルタルソースを加えたことで、現在のスタイルが定着したとされる。今では宮崎県内の家庭や飲食店で広く親しまれ、全国的にも人気のメニューとなっている。

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冷や汁

冷や汁は、宮崎県を代表する夏の郷土料理で、冷たいだし汁をご飯にかけて食べる、さっぱりとした一品。もともとは農作業の合間に手軽に食べられる栄養食として広まりまった。
焼いたアジやイワシなどの魚をほぐして味噌と合わせ、すり鉢でよくすり、だしと混ぜて冷やした「汁」を作る。そこにきゅうり、豆腐、大葉、みょうがなどの薬味を加え、ご飯にかけて食べる。
食欲が落ちる暑い時期でも、のど越しがよく、たんぱく質やビタミンを効率よく摂れる。近年ではレトルトやインスタントの冷や汁も販売されており、宮崎のおふくろの味を手軽に味わえるようになった。

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お茶の葉の天ぷら

お茶の葉の天ぷらは、新芽の茶葉をそのまま天ぷらにして味わう、お茶の栽培が盛んな日向市や都城市、串間市、高千穂町、五ヶ瀬町などの郷土料理。
春先に摘まれた新鮮な茶葉を使用し、衣をつけてカラッと揚げることで、独特の香ばしさとほろ苦さが引き立つ。揚げたての茶葉はサクサクとした食感で、茶の香りが口いっぱいに広がる。塩を軽くふってそのまま食べるのが一般的で、地元の直売所や観光地の食堂などでも提供されている。お茶の新たな楽しみ方として印象に残る料理である。

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