鳥取県

鳥取県クイズ

Q.鳥取県と言えば、特産品である二十世紀梨の生産が盛んです。日本一の生産量を誇る二十世紀ですが、その苗はどこで発見された

  でしょう。

  ① 鳥取県鳥取砂丘の水飲み場

  ② 千葉県松戸市のごみ捨て場

  ③ 青森県弘前市の水産試験場

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本文中にも答えがあるので、興味のある方は探してみてください。

鳥取県の概要

鳥取県は、中国地方にある県。県庁所在地は鳥取市。

人口は約55万人で全国第47位。都道府県別で最も人口の少ない県である。

面積は3,507.03km2で全国第41位。

主要都市は鳥取市人口約19万人。米子市人口約15万人。

県の木、ダイセンキャラボク。県の花、二十世紀梨の花。県の鳥、オシドリ。

鳥取県の経済

鳥取県の県内総生産は約1兆8,199億円で全国第47位。

農業

農業生産額の割合は野菜が全生産額の28.4%で最も多く、米が19.5%、鶏(鶏卵・ブロイラー)が13.6%、乳用牛が10.5%、果実9.4%を占めている。

農作物ではスイカ、らっきょう、二十世紀梨など全国的に有名。米や野菜、果物なども生産されている。砂丘らっきょう、大山ブロッコリー、こおげ花御所柿、大栄西瓜は地理的表示(GI)登録されている。

二十世紀梨は、国内の約50%近くのシェアがあり日本一である。 1888年千葉県松戸市で松戸覚之助が、親戚の家のごみ捨て場に生えている梨の苗を見つけ育てたものが、その始まりとされている。

漁業では岩ガキ、白イカ、イワシ、カレイ、マグロ等の水揚げがある。特に、海産物では松葉ガニが名産で、「五輝星」(いつきぼし)という県認定ブランド蟹がある。

鳥取県の観光地

三佛寺(さんぶつじ)

三佛寺または三仏寺は、鳥取県東伯郡三朝町にある天台宗の仏教寺院。山号は三徳山(みとくさん)。国宝投入堂を有する。開山は慶雲3年(706年)に役行者が修験道の行場として開いたとされ、その後、慈覚大師円仁により嘉祥2年(849年)に本尊釈迦如来・阿弥陀如来・大日如来の三仏が安置されたとされる。

鳥取県のほぼ中央に位置する三徳山に境内を持ち、古くは山全体を境内としていた。中腹の標高470mにある投入堂は、垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられた他に類を見ない建築物で、国宝に指定されている。

鳥取砂丘(とっとりさきゅう)

鳥取砂丘は、鳥取市の日本海海岸に広がる海岸砂丘である。広大な砂礫地が観光資源にもなっているほか、山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されており、南北2.4 km、東西16 kmに広がっている。1955年(昭和30年)国の天然記念物に指定された。

中国山地の花崗岩質の岩石が風化し、千代川によって日本海へ流されたあと、海岸に集まったものが砂丘の主な砂となっている。鳥取砂丘の周辺には「鳥取砂丘こどもの国」などの施設がある。観光の一環として周辺でラクダや馬が飼育されている。鳥取砂丘近隣の砂丘畑で栽培される白ねぎ、らっきょう、長いもは特産品である。

鳥取県の郷土料理

いただき

いただきは鳥取県弓ヶ浜半島で古くから親しまれている郷土料理。大きな油揚げの中に生米や野菜を詰めて、ダシ汁で炊き上げた料理である。ののこめしとも呼ばれる。

明治の中期頃、境港市にある寺の住職が福井県の寺で精進料理として出された油揚げを気に入って持ち帰り、米や野菜を詰めて炊いたのが始まりだと言われている。米が貴重な時代に少量の米で満腹になるよう、たくさんの具材を入れるよう工夫された。使用する具材、味付け、つくり方などは各家庭によって異なり、代々伝わるその家庭の「おふくろの味」として地域に定着していった。

いぎす

いぎすは、鳥取県中部地域の郷土料理。いぎす草と呼ばれる海藻を煮とかし、容器に入れて固めたもので、見た目は羊羹に似ている。

いぎす草は、飛鳥時代や奈良時代には、献上品として大和朝廷にも贈られていた。いぎす草は夏から秋にかけて繁茂し、主に鳥取県の中部地域、西部地域の漁港で水揚げされる。採取後は天日で乾燥され、雑藻などを取り除きながら、水洗いと天日乾燥を数回繰り返す。

いぎす草は、寒天やところてんと同様に、凝固剤を加えなくても自然に固まるため、同様の郷土料理は、いぎす豆腐(愛媛県)、いごねり(北日本の日本海側や佐渡島)、おきゅうと(福岡県)など他の地域にも見られる。

いぎすは、精進料理や正月、祭り、節句、冠婚葬祭の料理に振舞われることが多い。ゴマを振りかけて酢味噌、辛子醤油、生姜醤油で食する他、ドレッシングや黒蜜をかけて食べることもある。

どんどろけ飯

どんどろけ飯は、鳥取県東部、中部地域の郷土料理。豆腐や野菜を入れた炊き込みご飯である。豆腐飯とも呼ばれる。「どんどろけ」は鳥取の方言で雷のことを指す。豆腐を油で炒めた際の音を雷鳴になぞらえた表現となっている。かつては、豆腐はごちそうであり、貴重なたんぱく源でもあった。江戸時代には鳥取藩に封じられた池田光仲が質素倹約のために「豆腐食」を奨励したこともあり、とうふちくわなどの独特な郷土食が誕生し、受け継がれている。どんどろけ飯もそういった豆腐食の1つである。葬儀のまかないをした女性たちが、葬儀の後で作って食べていたのが起こりともされる。

当初は、豆腐に加えてダイコンやタイコンの葉を用いるような質素な料理であったが、次第にその時期に採れる山菜なども使われるようになった。干しシイタケや油揚げを使って炊き込みごはんの味付けにしていた。昭和になると、これに鶏肉が入るようになり、電気炊飯器が普及すると、混ぜご飯風になってきた。

鳥取県出身の人物

文化人

中原誠(棋士) 青山剛昌 水木しげる(漫画家) 

岡本喜八(映画監督) 

芸能人・ミュージシャン・タレント・俳優

川中美幸 沢田研二(歌手・ミュージシャン) 

小野ヤスシ イモトアヤコ(タレント・コメディアン)

スポーツ選手

小林繁 米田哲也 角盈男 川口和久(野球)