島根県

島根県クイズ

Q.神無月は10月の和風月名です。出雲地方を含む島根県では、神無月でなく異なった呼び名があります。島根県では10月を何と呼ぶでしょう?

  ① 神有月(かみありづき)

  ② 出雲月(いづもづき)

  ③ 皇月(すめらぎつき)

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本文中にも答えがあるので、興味のある方は探してみてください。

島根県の概要

島根県は、本州の中国地方(山陰地方)にある県。県庁所在地は松江市。

人口は約67万人で全国第46位。面積は6,707.78km2で全国第19位。

主要都市は、松江市人口約20万人。出雲市人口約17万人。

県の木、クロマツ。県の花、ボタン。県の鳥、ハクチョウ。

旧令制国における出雲国・石見国・隠岐国の3国に相当する。離島の隠岐諸島や竹島なども含む。

島根県の地理

島根県は、北東方向から西南方向へかけて細長い形をしている。県内の地域分類は出雲地方・石見地方・隠岐地方の3区分が用いられる。全域が日本海側気候であるが、南方にあるため比較的温和で沿岸部に豪雪地帯はない。しかし年間を通じて湿度が高く、降雨回数も多い。晴れの日より曇り・雨の日が多い。

島根県の経済

島根県の県民総生産は約2兆5,756億円で全国第54位。

農業

農業生産額の割合では、米が全生産額の33.3%で最も多く、野菜が16.2%、乳用牛が13.7%、肉用牛が13.6%を占めている。特産品としては米(仁多米、きぬむすめなど)、ブドウ、西条柿、牛肉、メロンなどがある。

漁業

日本海に面しており漁業が盛んで、中国・四国地方で最も漁獲量の多い県である。2010年の調査では、ベニズワイガニの漁獲量が5,163トンで全国1位、ブリ類の漁獲量が17,963トンと全国1位、アジ類の漁獲量が33,432トンで全国2位を誇っている。 また、宍道湖などで採れるしじみも有名。

島根県の観光地

出雲大社(いずもたいしゃ)

出雲大社は、島根県出雲市大社町杵築東にある神社。祭神は大国主大神。古代より杵築大社(きずきたいしゃ)と呼ばれていたが、1871年(明治4年)に出雲大社と改称した。867年(貞観9年)に正二位に叙せられ熊野大社とは別に出雲国一宮と称せられるようになった。出雲大社の創建については、日本神話などにその伝承が語られている。

神在月(神無月)には全国から八百万の神々が集まり神議が行われる(神在祭 旧暦10月11日 – 17日)。出雲へ行かず村や家に留まる田の神・家の神的な性格を持つ留守神(荒神等)も存在しているので、全ての神が出雲に出向くわけではない。そのような神集への信仰から、江戸時代以降は文学にも出雲の縁結びの神として現れるほどに、全国的な信仰を集めるようになった。

境内の比較的目立たないところに兎のオブジェが設置され続けており、新たなウサギを探すこともリピート時の楽しみの一つとなっている。

松江城

松江城は、松江市殿町にあった江戸時代の城。別名千鳥城。現存天守は国宝、城跡は国の史跡に指定されている。

江戸時代には松江藩の政庁として、出雲地方の政治経済の中心であった。山陰地方で唯一の現存天守であり、国宝指定された5城のうちの一つである(他は犬山城、松本城、彦根城、姫路城)。

標高29メートルの亀田山に建つ天守からは宍道湖を眺望することができる。明治時代初頭に廃城令によって松江城は陸軍省所管となり城内の建物は全て解体され売却される予定だったが、地元の有志によって天守閣だけは買い戻されて解体を免れた。

石見銀山(いわみぎんざん)

石見銀山は、島根県大田市にある、戦国時代後期から江戸時代前期にかけての日本最大の銀山(現在は閉山)。最盛期に日本は世界の銀の約3分の1を産出したとされるが、当銀山産出の銀がかなりの部分を占めたとされる。大森銀山(おおもりぎんざん)とも呼ばれ、江戸時代初期は佐摩銀山(さまぎんざん)とも呼ばれた。明治期以降は枯渇した銀に代わり、銅などが採鉱された。

鉱脈は石見国東部、現在の島根県大田市大森の地を中心とし、仁摩町や温泉津町にも広がっていた。日本を代表する鉱山遺跡として1969年(昭和44年)に国によって史跡に指定。2007年(平成19年)ニュージーランドで開催された第31回世界遺産委員会でユネスコの世界遺産への登録が決まった。

島根県の郷土料理

出雲そば(いずもそば)

出雲そばは、島根県の出雲地方で広く食べられる郷土料理の蕎麦。信濃国(長野県)松本藩の城主だった松平直政が、江戸幕府第3代将軍徳川家光から出雲国松江藩への国替えを命じられた際、松本からそば職人を伴って来たことから、出雲松江地方にそばが伝わったとされる。出雲の地が蕎麦処となった理由としては、奥出雲地方において、寒さに強く収穫までが短い上、痩せ地でも栽培できる蕎麦の栽培が栄えたことが挙げられる。

特色として、蕎麦粉を作るときに蕎麦の実を皮ごと石臼で挽くため、蕎麦の色は濃く黒く見え、香りが強いことが挙げられる。食べ方にも特色があり、「割子(わりご)そば」「釜揚げそば」といった独特の食べ方が広まっている。また青ねぎや海苔、鰹節のほか、もみじおろしや辛味大根の大根おろしを薬味とするのも特徴である。

2022年3月3日、文化庁より「伝統の100年フード」に認定された。

スズキの奉書焼き(すずきのほうしょやき)

スズキの奉書焼きは島根県松江市の郷土料理。スズキを奉書紙に包んで蒸し焼きにした料理である。宍道湖七珍料理の一つ。漁師がスズキを焚き火の灰で蒸し焼きにしていたところ、松江藩七代藩主の松平治郷(不昧公)が所望したが、灰がついたままではお粗末ということで、奉書紙に包んで献上したのがスズキの奉書焼きのはじまりと言われている。以降、「不昧公」好みの味わいとして歴代の松江藩主の御用の折の料理となったという。

また、宍道湖七珍(しんじこしっちん)とは、島根県の中海の奥にある汽水湖・宍道湖で獲れる代表的な7種の魚介類(スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ(ワカサギ)、シラウオ、コイ、シジミ(ヤマトシジミ))の7つを指す。それぞれの頭一文字を取り「スモウアシコシ」と覚えられる。

島根県出身の人物

公人・文化人

竹下登(第74代内閣総理大臣) 森鷗外(作家)

出雲阿国(歌舞伎の祖) 柿本人麻呂(歌聖) 

武田観柳斎(新撰組五番隊組長)

芸能人・ミュージシャン・俳優・タレント

竹内まりや(歌手) 江角マキコ 田中美佐子(俳優) 

山内健司(かまいたち)

スポーツ選手 

大野豊 佐々岡真司 梨田昌孝 和田毅(野球) 

錦織圭(テニス) アニマル浜口 豊田真奈美(プロレス)