鹿児島県

鹿児島県クイズ

Q.独特の方言が特徴の鹿児島県ですが、「いらっしゃいませ」は鹿児島弁で何というでしょう?

  ① おじゃったもんせ

  ② おわいなはんしょ

  ③ めんそーれ

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鹿児島県の概要

鹿児島県は、九州地方に位置する県。県庁所在地は鹿児島市。

人口は約160万人で全国第24位。面積は9,186.20km2で全国第10位。

主要都市は、鹿児島市人口約59万人。霧島市人口約12万人。鹿屋市人口約10万人。

県の木、カイコウズ、クスノキ。県の花、ミヤマキリシマ。県の鳥、ルリカケス。

「鹿児島」の語源は、鹿児島神宮(霧島市隼人町)に由来する。天津日高彦穂々出見尊(山幸彦)が海神宮(わたつみ)に行く際に乗った舟が鹿児山で作られたという説や、「神籠もる島」という説、「カゴ」は崖という意味で、四方が崖に囲まれている桜島は「カゴ島」と謂われ、鹿児島は桜島の古い名であるという説、など諸説ある。

独特の方言が特徴でいらっしゃいませを、おじゃったもんせという。

鹿児島県の地理

九州島の部分(薩摩・大隅地方)と、離島の薩南諸島(種子島・屋久島地方と奄美地方)に分かれる。本土は、霧島山を除けば大部分はシラス台地の地質からなっており、水はけがよく非常に脆い。

島の数は605個あり、薩南諸島は種子島、屋久島を含む大隅諸島、トカラ列島、奄美群島からなる。最北端は獅子島、最南端は与論島で、また有人島最大は奄美大島、有人島最小は新島である。古くから活火山として知られる桜島をはじめ、噴火活動の頻度の高い火山が多くある。温泉の数も多く、泉源数は約2,730で、大分県に次いで全国2位。

今から約2万4000年前、姶良カルデラが大爆発を起こした。この時噴出した火山灰は、遠く北海道まで達している。南九州では入戸火砕流などによりシラス台地が出来上がった。

鹿児島県の経済

鹿児島県の県内総生産は約5兆6,103億円で全国第26位。

鹿児島県が日本における主要な産地となっている農産物としてサツマイモ、サヤインゲン、茶などがある。

鹿児島県の伝統野菜でギネスブックに認定された世界最大の大根である桜島大根が有名。重さは通常で約6kg前後、大きな物になると約30kg、直径にして約40~50cmほどになる。桜島の特産品であったことから、この名が付けられた。地元では、島大根とも呼ぶ。

伝統的に焼酎製造が盛んで県内の酒造業者はほぼ焼酎を中心商品としている。

養豚が盛んで、鹿児島県内で豚は約140万匹飼われており、黒豚の割合が年々増加傾向である。

静岡県と並んで鰹節の生産が盛んで、特に枕崎市の特産物として知られている。

大隅地方ではうなぎの養殖が盛んで、うなぎの生産量は全国1位。

県内各地に宇宙関連の研究施設などが設けられており、宇宙航空研究開発機構 (JAXA) の運営となっている。

鹿児島県の観光地

桜島

桜島は、鹿児島湾北部に位置する標高1,117 m東西約12km、南北約10 kmの火山。鹿児島県指定名勝。

かつては、名前の通り島だったが、1914年(大正3年)の大正大噴火により、鹿児島湾東岸の大隅半島と陸続きになった。桜島火山は鹿児島湾北部に位置する直径約20kmの姶良カルデラ南縁付近にあり、このカルデラは2.9万年前の巨大噴火で誕生し、その3千年ほど後に桜島火山が誕生した。桜島火山は有史以来頻繁に繰り返してきた。噴火の記録も多く、現在もなお活発な活動を続けている。海の中にそびえるその山容は、鹿児島のシンボルの一つとされ、観光地としても知られている。

指宿温泉

指宿温泉は、鹿児島県指宿市東部(旧国薩摩国)にある摺ヶ浜温泉(砂蒸しで有名)、弥次ヶ湯温泉、二月田温泉などの温泉群の総称。鹿児島県内有数の観光地であり、多くの観光客、宿泊客を集めている。農業や養殖などへの温泉利用も盛んであり、温泉の9割が産業利用されていた時期もあった。また、1960年頃から始まったハネムーンブームの中、「東洋のハワイ」と呼ばれたて賑わった。

屋久杉

屋久杉は、屋久島の標高500メートル以上の山地に自生するスギ。一般に、杉の樹齢は長くても500年程度であるが、屋久杉は桁外れに長い。栄養の少ない花崗岩の島に生える屋久杉は成長が遅く木目が詰まっており、降雨が多く湿度が高いため、抗菌作用のある樹脂分が多く腐りにくい特徴を持つ。そのため樹木の寿命が長いといわれ、樹齢2000年以上の大木が多い。これまで確認されているなかで最大の幹周り16.4mを持つ樹齢2000年から7200年ともいわれる縄文杉、紀元杉やウィルソン株が有名である。

鹿児島県の郷土料理

酒寿司

酒寿司は、鹿児島県で作られている郷土料理である。酒鮨と表記されることもある。桶に酒で味付けされた飯と様々な山の幸・海の幸を盛り発酵させた豪華な寿司である。一見すると押し寿司のようにも見えるが、酢の代わりに鹿児島特産の「地酒(灰持酒)」が使われているのが特徴。

江戸時代に島津義弘が花見の宴会を開いた際、女中が残った料理と地酒を桶に入れて一緒に置いていたところ、翌朝良い香りが漂っていた事が酒寿司の始まりとされる。非常に手がかかることから現在でももてなし料理の代表格とされ、寿司を入れる桶も漆塗りの豪華なものが用いられる。

薩摩汁

薩摩汁は、鶏肉や豚肉などを使う、肉入りの味噌汁。豚汁の原型ともいう。

名称は、「サツマイモのはいった汁」ではなく、鹿児島県の郷土料理であることからきた。旧海軍では鹿児島汁とも言った。江戸時代の日本では基本的に肉食の習慣がなかったが、例外的に鹿児島地方は肉食をしており、豚、鳥、兎などの汁料理があった。江戸時代の薩摩藩では薩摩鶏による闘鶏が盛んだった。闘鶏の際に負けた鶏を殺して食べたのが薩摩汁の始まりとされる。鶏肉とダイコン、サツマイモ、ゴボウ、ネギといった季節の野菜と煮て味噌汁にする。

薩摩揚げ

薩摩揚げは、魚肉のすり身を成型し、油で揚げた食べ物またはである。魚肉練り製品であり、「揚げかまぼこ」に分類される。主に東日本ではさつま揚げ、西日本では天ぷら、そのうち鹿児島ではつき揚げとも呼ばれる。

魚肉のすり身に塩・砂糖などで味付けして整形し、油で揚げる。丸形・角形など形は様々である。ゴボウ、イカ、ゆで卵などの素材を包み込んだものもある。

地元で多く取れる魚を材料とすることが多く、イワシ・サメ・カツオ・サバ・ホッケなど多様だが、ほとんどの場合は2種以上の魚を混ぜて使う。すり身のみで作られたもののほか、キクラゲ、紅しょうが、玉ねぎ、ネギなどの野菜を入れたもの、じゃこ、イカ、タコ、エビなどの魚介類を入れたもの、薬味を加えたものなどもある。

豚骨料理

豚骨料理は、鹿児島県で作られる郷土料理の一つ。鹿児島市を中心に、県内各地で食される。

豚の骨付きあばら肉を焼き、芋焼酎で炒りつけて、コンニャクやダイコンなどの野菜と共に麦味噌、黒砂糖で煮こんだ料理である。焼酎は豚肉の臭み消しと共に豚肉にうま味を与えるのに役立っている。麦味噌を使うのは、料理を甘くすることが客人へのもてなしの心でもあるとの考え方であり、麦麴の割合が高く甘い麦味噌に砂糖を加えてさらに甘味を付けていた。

薩摩武士が狩場や戦場などで作っていた野外料理がはじまりとされる。

鹿児島県出身の人物

公人・文化人

大久保利通 黒田清隆(政治家) 東郷平八郎(軍人) 

井上雄彦(漫画家)

芸能人・ミュージシャン・俳優・タレント

沢村一樹 山田孝之 榮倉奈々 哀川翔 

上白石萌音 上白石萌歌(俳優) 

森進一 長渕剛 吉田拓郎(ミュージシャン) 

国生さゆり 柏木由紀(タレント)

恵俊彰 綾小路きみまろ サンシャイン池崎(芸人) 

肝付兼太(声優)

スポーツ選手

川﨑宗則 北別府学 定岡正二 福留孝介(野球) 

前園真聖(サッカー) 

横峯さくら(ゴルフ) 中山律子(ボウリング)