
ウニの貝焼き

ウニの貝焼きは、ウニの身をホッキ貝の殻に盛り付け、蒸し焼きにした福島県いわき市の郷土料理。江戸時代の末期ごろ日持ちしないウニを保存するために作られたのが始まりとされる。
ムラサキウニをホッキ貝の殻に4〜5個に盛りあげ、石を敷いた鍋で焦げないようにし焼きにする。磯のかおりを含みしっかりとした甘みがあり、酒の肴としても相性がよい。好みによって醤油やわさび醤油をつけて食べる。
職人がひとつひとつ丹念に作り上げるため、生産量は少なくほとんど市外に流通せず、高価で貴重なものとなっている。
類似する郷土料理として、岩手県にはアワビの殻にウニを入れて焼く「焼きカゼ」が、茨城県北茨城市には、はまぐりの貝殼にウニを盛って炭火で焼いた「焼きガゼ」などがある。
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紅葉漬(こうようづけ)

左から いか人参・鰊山椒漬・紅葉漬
紅葉漬は、福島県伊達市の郷土料理。鮭の切り身に米麹、塩を混ぜた後、漬け込み発酵させた料理である。紅葉の季節の鮭で作ることと、漬け上がった鮭と麹の色合いが紅葉に似ていることが、名前の由来となっている。
江戸時代から福島県内に伝わる伝統食である。その昔、阿武隈川が鮭のよい漁場となっていたことから、その鮭を使った保存食として作られた。生の食感を持つ珍しい保存食である。
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こづゆ

こづゆは、福島県会津地方の郷土料理。乾物のホタテの貝柱を使った汁物で、サトイモ、ニンジン、しらたき、シイタケ、キクラゲ、ギンナン、インゲン、姫竹などを加えて煮込む。最後に豆麩を入れて、日本酒、醤油で薄めの味に整える。具材は7種類か9種類にすると、奇数で縁起が良いとされる。会津塗の大平という椀に盛られ、手塩皿という朱塗りの小皿に取り分けて饗される。
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