秋田県の観光地

白神山地(しらかみさんち)

白神山地は、青森県、秋田県にまたがる山地帯。1993年(平成5年)法隆寺地域の仏教建造物、姫路城、屋久島とともに、日本で最初にユネスコ世界遺産(自然遺産)に登録された。世界遺産登録理由は「人の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林が世界最大級の規模で分布」である。白神山地のブナは世界最大級であり、原生に近いブナ林が存在している。ブナ林が形成されたのは約8千年前頃とされている。

八郎潟(はちろうがた)

八郎潟は、秋田県にある湖。かつては日本の湖の面積では琵琶湖に次ぐ第2位であったが、多くの湖沼部が干拓され、干拓部分が大潟村となった。現在、日本の湖の面積では18位である。小規模な干拓は、江戸時代から行われていたが、大規模な干拓は戦後の食糧増産のために、1957年(昭和32年)に着工された。

その昔、人から龍へと姿を変えられた八郎太郎という者が住んだことから、八郎潟の名がついたという伝説がある。

なまはげ

なまはげは、男鹿半島周辺で行われてきた民俗行事。男鹿市、山本郡三種町・潟上市の一部において200年以上の前から行われており、男鹿市では市内148地区のうち約80地区でなまはげの行事があるという。「男鹿のナマハゲ」は、国の重要無形民俗文化財に指定されるとともに、ユネスコの無形文化遺産に登録されている。

鬼のような仮面をつけ、藁で作った衣装をまとった「なまはげ」が、家々を巡って厄払いをしたり、怠け者を諭したりする。尚、なまはげは来訪神であり鬼はない。


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です