三重県の観光地

伊勢神宮(いせじんぐう)

伊勢神宮は、三重県伊勢市にある神社。正式名称は「神宮」(じんぐう)である。「お伊勢さん」「大神宮さん」とも呼ばれる。現在は神社本庁の本宗(ほんそう。全ての神社の上に立つ神社)であり、「日本国民の総氏神」とされる。

伊勢神宮には天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ。天照大御神)を祀る皇大神宮と、衣食住の守り神である豊受大御神(とようけおおみかみ)を祀る豊受大神宮の二つの正宮があり、一般に皇大神宮は内宮(ないくう)、豊受大神宮は外宮(げくう)と呼ばれる。内宮には天照大御神の御神体として、三種の神器である八咫鏡(やたのかがみ)が奉安されている。

天武天皇・持統天皇の時代に、伊勢神宮の祭祀の諸制度や社殿が整備された。また内宮の式年遷宮も690年に開始され、その2年後に外宮の式年遷宮も開始された。神宮神嘗祭(かんなめさい)や月次祭(つきなみのまつり)など神宮祭祀の諸制度も整備され、奈良時代からは朝廷より例幣使が派遣されることとなった。

鈴鹿サーキット(すずかサーキット)

鈴鹿サーキットは、三重県鈴鹿市にあるレーシングコースを中心としたレジャー施設。F1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースなどの開催で知られる事から、日本モータースポーツファンの聖地でもある。日本初の全面舗装と観客席の両方を備えたサーキットとして、1962年に本田技研工業(ホンダ)によって建設された。

1936年にオープンした多摩川スピードウェイの1950年代末の廃止後、国内の常設サーキットは未舗装の浅間高原自動車テストコースしかなく、代替コース建設案も進展しなかった。本田宗一郎は、レースの勝利とモータースポーツの普及のためには本格的なサーキットが必要であるとし、自社で建設するよう決断。1962年9月に鈴鹿サーキットが完成した。


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