
長瀞渓谷(ながとろけいこく)

長瀞渓谷は、埼玉県秩父地方に位置する荒川上流部の渓谷。全長約6km。岩畳など岩石の間を緩やかな流れ(瀞)が長く続くことから、長瀞と呼ばれてきた。1924年(大正13年)12月9日に「長瀞」名義で国の名勝及び天然記念物に指定されている。範囲は秩父郡長瀞町のほか、上流の皆野町内の川岸も含み、長瀞玉淀自然公園の一部でもある。ライン下りと岩畳が有名で、カヌーやラフティング、キャンプができる。名物は豚のみそ漬けと天然氷のかき氷。
秩父夜祭(ちちぶよまつり)

秩父夜祭は、毎年12月1日から6日に秩父市で行われる秩父神社の例祭である。12月2日が宵宮、12月3日が大祭であり、提灯で飾り付けられた山車の曳き回しや、冬の花火大会で知られている。300年以上の歴史があり、一連の行事が国の重要無形民俗文化財に指定されている。
秩父夜祭は、京都の祇園祭、飛騨の高山祭と並んで日本三大美祭及び日本三大曳山祭の一つに数えられる。
秩父夜祭の笠鉾・屋台は、釘を一本も使わずに組み立てられる。笠鉾・屋台は「動く陽明門」といわれ、国の重要有形民俗文化財に指定されている。
川越氷川祭(かわごえひかわまつり)

川越氷川祭は、毎年10月第3日曜日とその前日の土曜日に行われる川越市の川越氷川神社の祭礼で、一般には川越まつりと呼ばれている。常陸國總社宮大祭・佐原の大祭と並び関東三大祭りの一つと称されることが多い。。360年以上にわたり続いてきた祭事で、国の重要無形民俗文化財に指定されている。また2016年にはユネスコの無形文化遺産に登録された。2日間で80万人以上の人出を数える。
