

きりたんぽ(切蒲英、切短穂)

きりたんぽは、炊いたご飯をすりつぶして、木の棒に巻きつけて炭火で香ばしく焼いたもの。これを鶏ガラや比内地鶏のダシで煮込んだ「きりたんぽ鍋」が定番で、ごぼう、舞茸、ねぎ、せり、こんにゃくなどの具材と一緒に煮込むことで、きりたんぽに旨みがたっぷりと染み込む。
「たんぽ」とは、槍の穂先に似せた形から名付けられたとされており、「きりたんぽ」はそれを切ったものを指す。
元々は農作業の合間の保存食や携行食として考案され、狩猟や山仕事の携帯食として用いられてきた。

![]() | 価格:2000円 |

稲庭うどん

稲庭うどんは、湯沢市稲庭町が発祥のうどんで、日本三大うどんのひとつに数えられている。
手延べ製法によって一本一本丁寧に延ばされ、手作業で熟成・乾燥することで、細くてなめらかな麺の食感とつるりとした喉ごしが生まれる。
冷やしてつゆにつけて食べるのが一般的だが、温かいうどんも美味しく、季節や好みに応じた多様な楽しみ方がある。軽やかな口当たりと上品な風味から、贈答品としても人気が高い。

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いぶりがっこ(いぶりづけ)

いぶりがっこは、秋田県南部の山間地域で古くから作られてきた伝統的な漬物。「いぶり」は「燻す(いぶす)」、「がっこ」は秋田弁で漬物を意味し、その名の通り、燻してから漬ける独特の製法が特徴である。
東北地方の日本海側では湿度が高く、一般的なたくあん漬けのように乾燥させることが難しい。そのため、囲炉裏の煙を利用して干すいぶり漬けが作られるようになった。
燻煙による香ばしい香りと、発酵による深い旨味が合わさり、他の漬物にはない個性的な味わいが楽しめる。

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