北海道の名産品
鮭とば
鮭とばは、鮭を半身にして皮付きのまま縦に細く切り、海水で洗って潮風に当てて干す。
「とば」は漢字で冬葉と書き、北海道・東北地方で見られる。
鮭とばの皮は固く弾力があるが、皮を取ったものや小さく切ったものも販売されている。
細かく切ってそのまま食べたり、炙って食べる。
よく似たものに、新潟県村上市の「鮭の酒びたし（さかびたし）」がある。
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チーズ
北海道では酪農が盛んで、全国一位。夏の涼しい気候が牛の飼育や、牧草の栽培に適しており、広い土地を利用して大規模な酪農が行われている。
生乳生産量は、帯広、北見、釧路、中標津などの道東が特に多い。
チーズの生産量も多く、全国の20パーセントのシェアを誇る。
自然豊かで広大な土地で育った牛の牛乳が、北海道チーズの味の決め手となっている。
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海産物
北海道で漁業がとても盛んで、量、金額ともに全国一位である。
特に主要魚種のホタテ貝、スケトウダラ、ホッケ、サケ、サンマ、コンブは魚種別でも一位となっている。
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青森県の名産品
りんご
りんごは涼しい気候に適した果物で、全国のりんご生産量の約６割を青森県が占める。
品種別の生産量では「ふじ」が約５割、次いで「つがる」、「王林」、「ジョナゴールド」となっている。
かつては冷害で米があまりとれない年もあり、リンゴが大切に作られてきた。
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黒にんにく
青森県ではにんにくの生産が盛んで、国内出荷量の約７割を占めており、日本一である。
黒にんにくは、その名の通り皮をむくと黒色の果実が姿を現す。これは、生のにんにくを高温多湿の状態に３～４週間置くことで、熟成が進み黒色となっていく。
熟成した黒にんにくは糖度が増しており、甘酸っぱくドライフルーツのような食感が楽しめる。
また、免疫力の向上に効果があると言われている。
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ホタテ
青森県はホタテ貝の養殖生産量がトップで、漁獲量も北海道に次いで第二位を誇る。
陸奥湾では、自然豊かな山々からミネラルを多く含んだ水が海に流れ込み、豊富な植物プランクトンが育つ。このプランクトンを餌に良質なホタテを養殖している。
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岩手県の名産品
畜産加工品
本州一の広大な県土を持つ岩手県では、多くの畜産業が営まれており、その産出額は都道府県別で第四位。
中でも「前沢牛」、「白金豚」、「南部鳥」、などは全国的にも知名度の高いブランド肉で、国内トップレベルの品質を持つ。
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雲丹（ウニ）
北海道に次いで生産量第二位を誇る岩手県の雲丹。
６月中頃から８月の頭にかけてが三陸沿岸の天然生雲丹の旬である。
キタムラサキウニとエゾバフンウニが採取されており、水揚げの９割以上をキタムラサキウニが占めている。
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鮑（アワビ）
岩手県は鮑の生産量が全国一位で、約20％のシェアを持つ。
三陸沿岸に生息しているのは、黒鮑の亜種と言われる蝦夷鮑で、11月から１２月にかけて旬を迎える。
サッパ船という小舟から箱メガネで鮑を見つけ、柄の長い竿カギで引っ掛けて採る。
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宮城県の名産品
笹かまぼこ
笹かまぼこは仙台市の名産品。
輸送や保存が難しかった時代、獲れた魚をすり身にし手のひらでたたき、焼いて保存食とした。
以前はヒラメなどを用いていたが、現在ではスケトウダラが主な原料となっている。
仙台藩主伊達家の家紋である「竹に雀」に描かれる笹に因むという説がある。
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せり
宮城県はせりの生産量が全国一位で、仙台市の隣にある名取市で多くつくられる。
９月から３月にかけては鍋や雑煮に入れる「根せり」が、４月から６月にかけてはお花見などの食材となる「葉せり」がある。
せり鍋は根っこがメインと言っても過言でなく、宮城県民に愛されている。
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フカヒレ
気仙沼港はサメの水揚げ量が非常に多くフカヒレの産地である。
気仙沼産のフカヒレは品質、知名度共に高く中国にも輸出されている。
サメの胸ビレ、背ビレ、尾ビレ、腹ビレなど、様々な部位を原料として作られており、中華料理の高級食材として用いられることも多い。
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秋田県の名産品
比内地鶏
比内地鶏は名古屋コーチン、薩摩地鶏とともに三大地鶏とよばれ、天然記念物の比内鶏と外来種を掛け合わせ品種改良をしたもの。
秋田県北部の比内地方が原産とされている。
肉の味が濃く脂に旨味があり、きりたんぽ鍋との相性が良い。
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横手焼きそば
横手焼きそばは、ストレートの太い茹で麺を使用し、一般的にキャベツや豚ひき肉を具材とする。
焼きそばに添える福神漬けと、上に乗る目玉焼きが特徴的。
B級グルメの祭典B―１グランプリでは、地元開催の2009年第４回大会で優勝している。
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あきたこまち
あきたこまちは、５年以上をかけて秋田県が独自に開発した品種で、強い粘りを持ち冷めても味が落ちにくいといった特徴がある。この特徴を生かし、一般の小売りだけでなく外食産業や弁当に用いられることも多い。
あきたこまちの名称は、秋田県出身という説がある小野小町に因むものであり、公募によって決定された。
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山形県の名産品
米沢牛
米沢牛は、米沢牛銘柄推進協議会が定めた条件をクリアした牛のみが認められる、山形県のブランド牛。
黒毛和種の未経産雌牛で、生後月齢３３ヶ月以上であるなど、山形牛との差別化もされている。
脂質融点が低いのが特徴で、旨味が強くくちどけ滑らかな肉質は、胃もたれがしにくいとの声もある。
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サクランボ
山形県ではサクランボの生産が盛んで、全国の約７割の生産量を誇る。
旬の時期は６月上旬から７月上旬程で、佐藤錦、紅さやか、高砂、ナポレオンなどの品種がある。
雨が少なく夏暑い山形県の気候が、サクランボの生育に適しており、明治時代から栽培されている。
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だだちゃ豆
日本一おいしく、日本一高価な枝豆とされるだだちゃ豆。
「だだちゃ」は山形県の方言で、「父親」という意味を持つ。
最盛期は８月中旬から下旬で、この時期にとれた豆は「本豆」と呼ばれる。
仙台地方の郷土料理である「ずんだ」は、枝豆をすりつぶしたもの。
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福島県の名産品
馬刺し
会津では戊辰戦争の際、負傷者に馬肉を食べさせたことから、馬肉食が広がったとされている。
熊本のサシの多い馬肉と違い、サシが少なくもっちりとした食感が特徴。
醤油に、唐辛子やにんにく、味噌を合わせた辛みそを溶いて食べる。
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喜多方ラーメン
喜多方ラーメンの特徴は平打ち「熟成多加水麺」。
一般的な麵と比べ水分を多く含んでおり、寝かせることでコシが出る。
スープは醬油ベースが多いが、豚骨や煮干し等、店によって様々。
札幌ラーメン、博多ラーメンとともに日本三大ラーメンに数えられる。
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桃
福島県は桃の生産が盛んで、生産量は山梨県に次いで第二位。
山梨県と福島県だけで全国の生産量の５割以上を占める。
「あかつき」という品種の生産が多く、その果実は中玉で香りがよく、甘みが強くてジューシー。
７月下旬から８月中旬に収穫時期を迎える。
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