

松葉がに

一般的に、甲羅幅11cm以上の成長したオスのズワイガニが、「松葉がに」として流通している。呼称の由来として、脚が松葉のように細長いことなどがあり、1845年には「松葉がに」が祝い膳に使用された記述がみられる。
身は締まっていて、程よい弾力と上品な甘みが特徴。茹で、刺し身、焼き、鍋物など多彩に楽しめる。生の刺し身では「とろける甘み」が格別である。
メスの「親がに」には、内子や外子が入っており、味噌汁や甲羅焼きなどで食べられている。
最高級ブランドとされる「特選とっとり松葉がに五輝星」は、甲羅幅が13.5cm以上、重量が1.2kg以上、脚の脱落がなく色艶・身入りがよいと、いった厳し基準がある。非常に稀少で、年間数十杯しか水揚げがなく、初競りでは数百万円の値で取引されることもある。

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らっきょう漬け

らっきょう漬けは、鳥取県が日本一の生産量を誇るらっきょうの漬物。塩漬けしたらっきょうを、塩抜きしてから漬け込む本漬けや、洗いらっきょうをそのまま漬ける簡単漬けがある。
5月下旬から6月中旬に収穫されたらっきょうを、氷砂糖とらっきょう酢、鷹の爪とともに瓶に詰めた甘酢漬けがポピュラー。甘酢漬け以外にも赤ワイン、しそ、黒酢、醤油などと漬けることもある。
シャキシャキした食感と爽やかな酸味は、鳥取の土と人が共に紡いだ初夏の味覚として全国で食べられている。

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モサエビ

モサエビは、正式名をクロザコエビと言い、他の地域ではドロエビやガスエビとも呼ばれている。日本海でしか獲れないエビで、鮮度が落ちやすく県外への流通がほとんどない。
身質は透明感があり、刺身ではピチピチ跳ねる新鮮さ濃厚な甘み、旨味が特徴。塩焼きや煮付け、味噌汁、天ぷら、唐揚げなど、多彩な調理法で楽しめる。
鳥取の海が育む至宝モサエビは、地元の食事処・居酒屋では新鮮さを活かし、刺身や炭火焼きでその旨味をダイレクトに味わうことができる。

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