福島県

福島県クイズ

Q.福島県の民謡会津磐梯山の歌詞に、「会津磐梯山は~♪宝の~山~よ♪」という歌詞が出てきます。さて、その宝とは一体何?

  ① 松茸

  ② 筍(たけのこ)

  ③ 笹の実

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本文中にも答えがあるので、興味のある方は探してみてください。

福島県の概要

福島県は、東北地方に位置する県。県庁所在地は福島市。

人口は約183万人で全国第21位。面積は13,784.39km2 で全国第3位。

主要都市は、福島市人口約28万人。いわき市人口約32万人。郡山市人口約32万人。

県の木、ケヤキ。県の花、ネモトシャクナゲ。県の鳥、キビタキ。

県名の福島は県庁所在地となった福島町(福島市)から採ったものである。

福島県の地理

福島市のある「中通り」地方、県東部沿岸平野部の「浜通り」、西部の会津盆地を中心とした「会津」の3地域に大別される。

これら3地域の地域差が見られる例は、降雪の深さの合計がある。会津の会津若松市は300~400cm程度、中通りの福島市は100cm前後、浜通りのいわき市小名浜は10cm程度となっている。

会津の名の由来は、 崇神天皇(すじんてんのう)が北陸道に遣わした大彦命(おおひこのみこと)と東海道に遣わした建沼河別命(たけぬかわわけのみこと)が、日本海側と太平洋側から遠征して出会ったのが相津(あいづ)だったという記述があり、この相津が後に会津と表記されるようになった説が有力である。

会津地方には磐梯山があり、民謡会津磐梯山の歌詞に、「会津磐梯山は~♪宝の~山~よ♪」という歌詞が出てくる。これは、その昔江戸時代の天明の飢饉の際、磐梯山に笹の実がなり会津の人々を飢えから救ったという逸話からきているという。

福島県の経済

福島県の県内総生産は約7兆8,286億円で全国第20位。

主要な農産物は 福島盆地のモモ、ナシ、あんぽ柿、いわき市のイチゴ、いわきイチジク、会津身不知柿などの果物。会津盆地や郡山盆地他を中心とした稲作。さやいんげんやきゅうりなどの野菜類。特に福島盆地のモモは全国有数の生産量を誇り、皇室・宮家への献上桃として指定されるなど、高品質なことでも知られている。

水産業では、いわき市のカツオ、目光、相馬市のホッキ貝、アサリ、海苔、浪江町、旧鹿島町の鮭とうが有名 県内各所で、ニジマスの養殖をしており、郡山市では養殖鯉が盛ん(出荷量日本1位)。

福島県の観光地

白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)

白水阿弥陀堂は、いわき市内郷白水町広畑にある平安時代末期建立の仏堂。願成寺が所有する福島県内唯一の国宝建造物である。浄土式庭園を含む境内地は白水阿弥陀堂境域として国の史跡に指定されている。

白水阿弥陀堂は、平安時代末期の1160年(永暦元年)に、岩城則道の妻・徳姫(藤原清衡の娘)によって建立された。徳姫は、夫・則道の菩提を弔うために寺を建てて「願成寺」と名付け、その一角に阿弥陀堂を建立した。

2011年3月11日に発生した東日本大震災による損傷を受け、阿弥陀堂の拝観が中止されたが、2012年7月に修復が終わり再開された。また、同時に損傷した所蔵の阿弥陀如来坐像と持国天像が京都に送られ修復作業が行われた。

若松城(わかまつじょう)

若松城は、会津若松市追手町にあった城。別名鶴ヶ城。また、会津若松城とも呼ばれる。現在の天守等は復元であり、若松城跡として国の史跡に指定されている。

1384年、蘆名直盛が小田垣の館、または東黒川館という館を造ったのがはじまりとされる。以後、代々蘆名氏の城であった。1589年(天正17年)、蘆名氏と戦を繰り返していた伊達政宗は蘆名義広を攻め滅ぼし黒川城を手にし、米沢城から本拠を移した。しかし、政宗は1590年(天正18年)に秀吉に臣従し、会津を召し上げられ、米沢城に本拠を戻した。

代わって黒川城に入ったのは蒲生氏郷で、城下町を整備し、町の名を黒川から「若松」へと改めた。「若松」の名は、出身地の日野城に近い馬見岡綿向神社(滋賀県蒲生郡日野町村井)の参道周辺にあった「若松の杜」に由来すると言われている。

1593年(文禄2年)天守が竣工し、名は「鶴ヶ城」に改められた。近年の発掘調査で蒲生時代の石垣の基底部が確認され、鐙瓦(軒丸瓦)、宇瓦(軒平瓦)、鬼瓦の一部に金箔が貼られたものが出土している。

福島県の郷土料理

ウニの貝焼き

ウニの貝焼きは、ウニの身をホッキ貝の殻に盛り付け、蒸し焼きにした福島県いわき市の郷土料理。江戸時代の末期ごろ日持ちしないウニを保存するために作られたのが始まりとされる。

ムラサキウニをホッキ貝の殻に4〜5個に盛りあげ、石を敷いた鍋で焦げないようにし焼きにする。磯のかおりを含みしっかりとした甘みがあり、酒の肴としても相性がよい。好みによって醤油やわさび醤油をつけて食べる。

職人がひとつひとつ丹念に作り上げるため、生産量は少なくほとんど市外に流通せず、高価で貴重なものとなっている。

類似する郷土料理として、岩手県にはアワビの殻にウニを入れて焼く「焼きカゼ」が、茨城県北茨城市には、はまぐりの貝殼にウニを盛って炭火で焼いた「焼きガゼ」などがある。

紅葉漬(こうようづけ)

紅葉漬は、福島県伊達市の郷土料理。鮭の切り身に米麹、塩を混ぜた後、漬け込み発酵させた料理である。紅葉の季節の鮭で作ることと、漬け上がった鮭と麹の色合いが紅葉に似ていることが、名前の由来となっている。

江戸時代から福島県内に伝わる伝統食である。その昔、阿武隈川が鮭のよい漁場となっていたことから、その鮭を使った保存食として作られた。生の食感を持つ珍しい保存食である。

こづゆ

こづゆは、福島県会津地方の郷土料理。乾物のホタテの貝柱を使った汁物で、サトイモ、ニンジン、しらたき、シイタケ、キクラゲ、ギンナン、インゲン、姫竹などを加えて煮込む。最後に豆麩を入れて、日本酒、醤油で薄めの味に整える。具材は7種類か9種類にすると、奇数で縁起が良いとされる。会津塗の大平という椀に盛られ、手塩皿という朱塗りの小皿に取り分けて饗される。

福島県出身の人物

公人・文化人

玄葉光一郎 渡部恒三(政治家) 野口英世(細菌学) 

円谷英二(映画監督)

芸能人・ミュージシャン・俳優・タレント

高橋まこと(BOØWY) つのだ☆ひろ(ミュージシャン)

梅沢富美男 佐藤B作 ディーン・フジオカ 西田敏行(俳優)

あばれる君(芸人)

スポーツ選手

江川卓 中畑清(野球) 平忠彦(二輪レーサー)

柏原竜二(箱根駅伝5区4年連続区間賞)

円谷幸吉(東京オリンピックマラソン銅メダル)