長崎県クイズ
Q.江戸時代、長崎県の出島にはオランダやポルトガルから商人が、貿易の為やって来ました。そんな中、オランダ語やポルトガル語を語源とする、多くの日本語が誕生しました。次のうち、オランダ語が元となった日本語はどれでしょう?
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長崎県の概要
長崎県は、日本の九州地方に位置する県。県庁所在地は長崎市。
人口は約132万人で全国第30位。面積は4,131.06km2で全国第37位。
主要都市は長崎市人口約39万人。佐世保市人口約23万人。諫早市人口約13万人。
県の木、ヒノキ、ツバキ。県の花、雲仙ツツジ。県の鳥、オシドリ。
「長崎」という地名の由来は、桓武平氏千葉流(九州千葉氏)の流れを汲む氏族、長崎氏であるとする説がある。
長崎県の地理
東に佐賀県と隣接する他は、周囲を海に囲まれている。2023年発表の国土地理院の調査によると、対馬、壱岐、五島列島などの島が1479あり、日本一島の多い県である。
南西方向から暖流の対馬海流が流入してくるため、全般的には気候は温暖で寒暖差も小さい。
島原半島は活火山地帯で温泉が多いが、1990年(平成2年)~1995年(平成7年)の雲仙・普賢岳の噴火は島原市と深江町を中心に大きな被害をもたらした。
1634年長崎市平戸に江戸幕府が出島を築造。当初は主にオランダやポルトガルとの貿易や管理を目的としていたが、キリスト教の布教活動が問題視されたポルトガルは、出島から退去させられた。その後およそ200年にわたりオランダや中国の商人との貿易がおこなわれた。
オランダ語が元となった日本語は多くあり、ポン酢、ビール、ガラス等、お転婆は「不屈の」という意味のオテンバールが語源である。
長崎県の経済
長崎県の県内総生産は約4兆5,387億円で全国第30位。
長崎市は歴史を誇る港湾都市で、観光客が多い。戦艦武蔵を建造した造船の町でもある。県第2の市である佐世保市は昔からの軍港があり、現在も海上自衛隊や米第7艦隊の基地があるほか、陸上自衛隊も駐屯している。
その他の地域もかつては炭鉱、底曳き網などの漁業基地、宝石サンゴ漁などにより繁栄したが、1970年代ごろからそれらの産業が徐々に振るわなくなり、過疎化が進んだ。
長崎県は株式上場企業が一社もない唯一の都道府県である。なお、リンガーハット(東証プライム上場)は登記上の本店は長崎市であるが、本社機能は東京都にある。
長崎県の観光地
端島(はしま)
端島は、長崎県長崎市(旧:西彼杵郡高島町)にある島。通称は軍艦島。明治時代から昭和時代にかけて海底炭鉱によって栄え、日本初の鉄筋コンクリート造の高層集合住宅も建造されるなど、1960年代には東京以上の人口密度を有していた。1974年(昭和49年)の閉山にともない、島民が島を離れてからは無人島である。
2015年(平成27年)、国際記念物遺跡会議(イコモス)により、端島炭坑を構成遺産に含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」がユネスコの世界文化遺産に登録された。
大浦天主堂(おおうら てんしゅどう)
大浦天主堂は、長崎県長崎市にあるカトリックの教会堂である。江戸時代幕末の開国後、1864年(元治元年)に竣工した。日本に現存するキリスト教建築物としては最古である。正式名は日本二十六聖殉教者聖堂。その名のとおり日本二十六聖人に捧げられた教会堂で、殉教地である長崎市西坂に向けて建てられている。
1953年(昭和28年)、国宝に指定された。また、2007年(平成19年)にユネスコの世界遺産(文化遺産)暫定リストへ掲載が決まり、2018年(平成30年)に登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する文化財の1つである。
長崎県の郷土料理
卓袱料理(しっぽくりょうり)
卓袱料理とは、中国料理や西欧料理が日本化した宴会料理の一種。長崎市を発祥の地とし、大皿に盛られたコース料理を、円卓を囲んで味わう形式をもつ。和食、中華、洋食(阿蘭陀)の要素が互いに交じり合っている。日本料理で用いられている膳ではなく、テーブル(卓)に料理を乗せて食事を行う点に特徴がある。 献立には中国料理特有の薬膳思想も組み込まれていると考えられている。
皿うどん
皿うどんは、長崎の郷土料理。一般的に細麺を使うものは中華料理の「炸麺(かた焼きそば)」に近く、太麺を使う物は「炒麺」や焼きうどんに近い。長崎市の中華料理店四海樓の陳平順が、「炒肉絲麺」をヒントに、ちゃんぽんを出前用にアレンジして配送時にこぼれないよう汁を少なくしたものである。このような経緯から当初の麺や具材はちゃんぽんとほぼ同様であり、現在も「ちゃんぽん・皿うどん」のように一緒に紹介されることが多い。
五島うどん
五島うどんは、長崎県五島列島で生産されているうどん。五島手延うどんとも呼ばれる。細麺ながらも強いコシを持ち、椿油を塗って熟成するのが特徴である。長崎県を代表するうどんであり、讃岐うどん・稲庭うどんと並び、「日本三大うどん」の1つとされる。
ヒカド
ヒカドは、長崎県長崎市の郷土料理。肉(鶏肉など)と魚(ブリなど)との煮込み料理である。ダイコン、ニンジン、シイタケなどの野菜類と、肉と魚などを細かく刻んで煮込み、醤油で味付けをする。片栗粉ではなく、すりおろしたサツマイモを最後に入れてひと煮立ちさせ、とろみをつけるのが特徴。料亭などでは卓袱料理の一品として提供されることもある。長崎県では給食メニューとして積極的に取り入れられている。
1600年代の初期から長崎に伝わる。かつて長崎にいたポルトガル人の宣教師たちが、牛肉や豚肉を使ったシチューを作って食べていたが、それが長崎の人々の間に広がり、地元で採れる野菜、肉、魚を使った独自の料理が起源とされる。江戸時代中期に刊行された料理本には南蛮料理として紹介され、アヒルや鴨肉、イカやエビなどが使用されていた。長崎の旧家に伝わるレシピでは。マグロを使用することもある。
ポルトガル語のpicado(ピカド)には「(肉などを)細かく刻む」という意味があり、これが転じたもの。
長崎県出身の人物
文化人
下村脩(ノーベル化学賞) 長岡半太郎(土星型原子モデルの提唱)
柴田亜美 新條まゆ (漫画家)
芸能人・ミュージシャン・俳優・タレント
TAKAHIRO(EXILE) 前川清 MISIA 岡崎律子 さだまさし
福山雅治 美輪明宏(歌手・ミュージシャン)
川口春奈 仲里依紗 原田知世 役所広司 岡部まり(俳優)
松尾伴内(タレント) 立木文彦(声優)
スポーツ選手
大瀬良大地 下柳剛 城島健司 新庄剛志(野球)
高木琢也 森保一(サッカー)
内村航平(体操) 内山高志(ボクシング) 大仁田厚(プロレス)